今回はプラットフォームによって違う処理をしたい時の記述方法について紹介します。プラットフォームとはわかりやすくいうとOSのことで、iOSやAndroidなどがそれに当たります。cocos2d-xはマルチプラットフォームに対応しているので1つのコードで複数のプラットフォームで動かすことができます。しかし、課金処理や広告などを実装する時にはたいていiOSは〜、Androidは〜などと呼び出すAPIが異なる時があります、そんな時に使えるコードがこれです。
//実行時のプラットフォームがIOSだったら #if (CC_TARGET_PLATFORM == CC_PLATFORM_IOS) //実行したい処理 #endif //実行時のプラットフォームがAndroidだったら #if (CC_TARGET_PLATFORM == CC_PLATFORM_ANDROID) //実行したい処理 #endif
プラットフォームはプログラムの実行時にCC_TARGET_PLATFORMに定義されます。これを利用しマクロのif文でIOSかANDROIDかなどの条件式を指定することによって処理を振り分けます。