COCOS道場DX
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文字を表示する


文字を表示するにはLabelTTFクラスを使用します。
基本的に画面に表示する際の手順としては
生成 -> 設定 -> 貼り付け
という流れになります。生成とはインスタンス生成のことでオブジェクトの実体を作成することです。設定では主に位置設定や初期状態の指定などを行います。貼り付けではレイヤーという一枚の下地に作成したオブジェクトを貼り付ける処理を行います。

コード例:(HelloWorld.cppのinit関数内に記述)

    //画面サイズの取得
    Size size = Director::getInstance()->getVisibleSize();

   //インスタンス生成
    auto label = LabelTTF::create("COCOS道場DX", "Arial", 24);
    
    //位置を設定
    label->setPosition(Vec2(size.width/2,size.height/2));

    //貼り付け
    this->addChild(label);

実行結果:

LabelTTFの引数はこのようになっています。
LabelTTF::create(テキスト,フォント名,フォントサイズ);
また生成と設定は別で行うこともできます。
    //文字色を青に設定
    label->setColor(Color3B::BLUE);
    
    //フォントサイズを設定
    label->setFontSize(12);
    
    //フォント名を設定
    label->setFontName("HiraKakuProN-W6");
    
    //テキストを設定
    label->setString("COCOS道場DX");
    

ちなみにゲームなどで数値のスコアを表示したい場合などはこのようにします。

    int score=100;
    
    //インスタンス生成
    auto label = LabelTTF::create("score:"+std::to_string(score), "Arial", 50);

    //位置を設定
    label->setPosition(Vec2(size.width/2,size.height/2));

    //貼り付け
    this->addChild(label);

実行結果:

次章では画像の表示について紹介します。基本的にはcocos2d-xではGUIのパーツがが変わってもコードの部分では生成の所しか変わらないので入りやすいと思います。

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